ROAS
- 意味ROASとはReturn On Advertising Spendの略語で、「広告の費用対効果」のこと
- 読み方ロアス、ロアース
- 別名Return On Advertising Spend
ROASとは?
ROASとは掛けた広告費に対する売上の割合を%で表したものです。
100%の時に「掛けた広告費=売上額」となり、ROASが高いほど広告の費用対効果が高いことを表します。
ROASが高い広告の予算配分を増やす、反対にROASが低い広告に関しては出稿を中止する・改善施策を実施する等の活用が出来ます。
また、ROASと似た指標にROI(Return On Investment、アールオーアイ)があります。
ROASとROIの違いは、ROASが”売上”を指標として広告の費用対効果を表すのに対して、ROIは”利益”を指標とします。
一般的にROASは、広告費用に対する売上の効果を測定するのに適しており、広告キャンペーンの効率性を迅速に評価するのに役立ちます。
一方でROIは、全体的な投資に対する利益を測定するための包括的な指標であり、企業の収益性や長期的な投資の効果を評価するのに適しています。
ROASとROIはそれぞれ異なる目的で使用される指標であり、どちらを使用するかは、何を評価したいかによって選択する必要があります。
ROASの計算式
ROASは「広告からの売上÷広告費×100」で計算できます
ROASの使い方
A「8月のGoogle広告とYahoo!広告のROASはそれぞれ何%でしたか?」
B「Google広告は430%、Yahoo!広告は320%でした」
A「では9月はGoogle広告に予算を多めに割り振りましょう」
練習問題
広告費を50,000円投資し、150,000円の売上が発生しました。ROASは何%でしょうか。
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答え:300%【解説】
売上金額÷広告費よう×100=ROASなので 150,000÷50,000×100=300(%)