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日本中のWebマーケターが
“一度は働きたい”と憧れる会社をつくりたい。
Webコンサルティング事業をはじめた理由
―臼井さん、本日はよろしくお願いします。では早速ですが、そもそもなぜWebコンサルティング事業を始めようと思われたのでしょうか?
臼井:
単純に、“好きで得意なことだから”なんです。
僕は会社員時代、ベンチャー企業の創業メンバーとしてネットサービスの企画から立ち上げ、その後のサービス成長戦略まで担当していました。急成長する環境の中、2年強で上場まで経験した後、香港SONYやウォルト・ディズニー・カンパニーで新規ネットサービスのプロデューサーを務めてきました。そのどれもが変化に富んでいて、常に変化する毎日に心からワクワクしたんです。
Webはこれまでも、そしてこれからも、確実に世の中を変える中心に存在するはずですし、変化することを大変なことだと捉える人も世の中にはいますが、僕にとっては「大変」って「大きく変わる」ことだと思っていて。
だからその変化のど真ん中にいれる事業って最高にワクワクしますし、“やるならこの事業だ!”と思いました。
―好きで得意なことが仕事になるって、最強ですね。
臼井:
はい、ありがたいことに(笑)。仕事をする上で、“得意なことをする”ってすごく大事だと思うんで。
やっぱり、向いていることや得意なことで動くと、圧倒的に結果が出るんです。得意なことっていうのは、僕の中では“自分がそんなに苦労していないのに、他人からすごいねと褒められること”だと定義しています。何も人とは違う天才的なスキルではなく、例えば、ゲームが嫌いな人から見れば、1日中ゲームをプレイし続ける人って単純にすごいですよね。
人が10時間かかることを5時間でできたり、そんなに苦労をしていないのに、すごく感謝されたり。
得意なことって、実はそこまで好きじゃなくても、やっているうちにだんだん好きになっていくんですよ。褒められるから(笑)そうすると“もっと褒められる(人の役に立つ)にはどう工夫したら良いだろう”って思考になるんです。反対に、好きだけど得意じゃないこともあったりしますよね。そうすると、悲しいけど、その好きなことはただの趣味であって、お金に変えることは難しいんですよ。僕はアクシスを、“それぞれ得意なことを持った人が集まるプロ集団”にしたいと思っています。
働く人の糧となる経験をつくりたい
―IT業界は人の入れ替わりも激しく、独立される方も多かったりしますよね。アクシスで働いた仲間には、どうなって欲しいと考えていますか?
臼井:
僕自身、震災やコロナ禍を経て、実は少し考え方が変わってきました。以前は“働きやすく、仲の良い人間関係が築けていること”の優先順位が高かったんです。けれど、“働く人の人生の糧をつくる”ことが大切だという気持ちにシフトしてきました。
仮にキラキラしたオフィスで楽しそうに働いていたとしても、何のスキルアップもできず、何かあったら首を切られる程度の実力しかない、なんて状況だったら嫌ですよね。そうしたらアクシスで働いてくれることに対する本当の意味での報酬って、“どこへ行ってもやっていける人材を育てること”なのかなって考えるようになったんです。もちろんみんなと長く一緒に働きたいですが…仮にうちの会社ではなく、“転職する”、“独立する”って選択肢をその方が選んだとしても、その人にとって、スキルアップであったり、社会に大事とされる礼節を重んじたやり取りであったり、人生の糧をアクシスで培ってくれたらな、と思っています。その人にとって「自分は何があっても生きていける。大丈夫。」と思えるスキルや自信(人生の糧)を提供できたらいいなと思います。
「日本中のWebマーケターが一度は働きたい会社」へ、そしてアジアへ
―アクシスの今後のビジョンを教えてください。
臼井:
「アジアに誇るWebマーケティング会社になること」です。僕の野望として、「日本に知的労働者を増やしたい」という想いがあるんです。時間制の労働をしている限り、得られる収入には限界がありますよね。でも知識を活かす仕事であれば、得られる報酬の可能性は無限に広がります。当たり前すぎて気づいていない方が多いのですが、日本人は高いクオリティのサービスを受けて育ってきているので、自身がサービス提供側となった場合も、高い水準を保つことができるんです。Webコンサルティングは技術力はもちろん、相手の想いや意思を汲み取るなど、高いコミュニケーション能力が求められる仕事。だから日本人に適したこの事業を突き詰め、日本を支える事業へと成長させていきたいと考えていますし、その先には、アジア進出も視野に入れています。だからこそ、日本でWebマーケターを目指す人には、“一度は働いてみたい”と思ってもらえる会社でありたいですね。僕の想いに共感し、情熱を持ってWebコンサルティング事業に取り組みたい人に出会えることを楽しみに待っています。