wordpressを勉強し始めてはや4ヶ月、紆余曲折ありましたが、いよいよリリース!
ここでは、私のようなWordPress初心者がテスト環境から正式サーバへのお引越しの際のワークフローをご紹介します。
サーバサイドの作業は毎回緊張しますよね。新規サイトならまだしも、引っ越し作業は毎回とても緊張します。
この段取りで作業すれば、私のような初心者でもきっと大丈夫!
それでは行ってみましょう。
引っ越し元のWP関連のファイルをFTPでダウンロード
引っ越し元から全てのwordpressファイルをダウンロードしたら、wp-config.phpファイルを編集します。
wp-config.php内のデータベース情報を新サーバ用に書き換えます。
wp-config.phpはWordPressのファイルとデータベースを接続するための情報を記載しているため、このデータベース情報を新しい引っ越し先となるデータベースの情報に書き換えていく必要があります。
wp-config.php内で変更する4つの値
- DB_NAME
- DB_USER
- DB_PASSWORD
- DB_HOST
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** // /** WordPress のためのデータベース名 */ define( 'DB_NAME', 'database_name_here' ); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define( 'DB_USER', 'username_here' ); /** MySQL データベースのパスワード */ define( 'DB_PASSWORD', 'password_here' ); /** MySQL のホスト名 */ define( 'DB_HOST', 'localhost' );
上記の4つの値を新しい環境の情報に変更します。
引っ越し元のDBをphpmyadmin等でエクスポート
引っ越し元からデータベースをエクスポートします。
phpMyAdmin等、データベースの管理画面へログインします。以降はphpMyAdminの場合で説明します。
左側のDB名のリストからエクスポートしたいDBをクリックし、「エクスポート」ボタンをクリックします。
Exportmethodの詳細ラジオボタンをクリックします。
生成オプション 追加コマンド DROP TABLE/VIEW・・・にチェックを入れます。
テーブルを作成する前に、同名のテーブルが存在すれば DROP コマンドでこれを削除します。つまりは上書きするということ。
ここにチェックを入れなければ、同名のデータがあった場合、上書きをされず、別名でリネームされます。
ゴミデータが増える要因となる為、通常はチェックしておく方が良いです。
新規の時もチェックしておいて構わないので、このフローでは常にチェックを入れておきます。
「実行」をクリックしてダウンロードをします。
データベースのサイズによってはしばらく時間がかかる場合があります。
引っ越し先へダウンロードしてきたFTPデータをアップロード
引っ越し先にFTPで接続し、ダウンロードしておいたWordpressのデータをアップロードしておきます。
引っ越し先へでエクスポートしたDBをインポート
新しいサーバーのコントロールパネルからphpMyAdminにログインし、インポートします。
phpmyadminのメニューの中のMYSQL「データベースウィザード」をクリックします。
こちらで新しいDBを作成します
新しいDBを作成する
新しいDBを作成する
xxxxxxx_以降に新しいDB名を入力します。
データベースに任意の名前を付けるだけですが、実際のデータベース名にはXXXXX_というように先頭にアカウント名が付きます。
新しいユーザーの追加
データベースユーザーを作成しパスワードを割り当てます。Usernameに任意のユーザー名を入力します。
STEP1で設定したDB名と統一しておくとよいです。
パスワードはパスワード生成ツールで生成されたものを使うと便利。
その際、正規表現で使用されている文字(+とか$とか)が先頭にならないものの方が好ましいです。
このパスワードは後から必要になるので、どこかにメモしておきます。
「ユーザーの作成」ボタンをクリックします。
ユーザー権限の管理
データベースにユーザーを割り当て、必要なデータベース特権を付与します。
ここでは「すべての特権」オプションをオンにして「次のステップ」をクリックし、データベースユーザーにすべての特権を付与します。
タスクを完了する
データベースにユーザーが追加されたことが通知されます。
これでデータベースの作成、ユーザーの作成、特権の付与は正常に完了しました。
<brstyle=”margin-top:25px;”>新しく作成したDBを今度はインポートしていきます。
インポート
MySQLサーバに接続後、画面上部にある「データベース」メニューをクリックして下さい。データベースの管理画面が表示されます。
データベースリストの中から先ほど作成した対象となるテーブルが含まれているデータベース名をクリックして下さい。
すると、選択したデータベースのテーブル管理画面が表示されます。
phpmyadmin画面上部の「インポート」メニューをクリックします。インポートに関する設定項目が表示されます。
「ファイルを選択」ボタンを押して(2)でエクスポートしたファイルを選択して下さい。
ファイル形式は「ファイルネーム.フォーマット名」か「ファイルネーム.フォーマット名.圧縮形式」になっている必要があります。
各項目を必要に合わせて設定します。基本的に他の項目は触らなくてOKです。
「実行する」をクリックします。
画面のように「インポートは正式終了しました。」と表示されれば、インポートは完了です。
上記の手順でwordpresの引っ越しは完了です。
投稿画面など、表示を確認してちゃんと移行できているか、チェックしてみましょう。